シン・ゴジラの得体の知れなさ
シン・ゴジラ観てきました。
最後まで思いっきり面白かったです。
以下感想です。※ネタばれ含みます。
構成は、
後半:ディザスター・ムービー(パニック映画)
という感じです。
前半の閣僚たちによるシチュエーション・コメディ部分が長いので、これにハマルかどうかで、評価が分かれると思います。
全般的に、カット割りが細かくて、とてもテンポがいいです。
とにかく展開が早いので、観終わった後に、記憶が曖昧なところが多くて、もう一度観て確認したくなりました。
多くの人が、もう一度観たいといっているのは、この辺が理由かも・・・。
前半部分は「ああ、会社でも、こういうの、あるある」と思うところがあって、結構、笑ってしまいました。
「シン・ゴジラ」のゴジラは、これまで観てきた、どのゴジラより”怖かった”です。
今回のゴジラの得体の知れなさは、過去の作品にないもので、それ故に、”怖さ”が高まります。
その得体の知れなさは、例えるなら、1990年公開の米国映画の「トレマーズ」のそれかもしれません。
後半のディザスター・ムービー部分は、この”怖さ”が効いていて、ハラハラします。
唯一残念だったのは、石原さとみさん。
石原さとみさん演じる米国 大統領特使は、したたか、高飛車、傲慢、だけど最後はいい人、みたいな役どころなんですが、石原さとみさんは最初からいい子にしか見えないんです。
まあ、些細な事なのですが・・・。
120分の映画ですが、最後まで、思いっきり楽しめる映画でした。
さて、もう一度観に行かなくちゃ。
だんだん、だんだん。