外国人はプレゼンが上手?日本人はプレゼン下手?
知人が「外国人はプレゼンが上手」「日本人のプレゼンは下手」と言っていました。
これは、よく耳にする意見です。
外国人でもプレゼンがうまくない人もいますので、外国人なら誰でもプレゼンは上手というのは思い込みでしょう。
ただ、「日本人のプレゼンが下手」という意見は否定できません。
以前、プレゼンテーションのトレーニングを受けたときに、”6つのP”が重要と教わりました。
Practice(練習) x 1
Passion(熱意) x 1
Preperation(準備) x 4
何のためにプレゼンするのか?
それは伝えたいことがあるから!
です。
自分が伝えたいことを、限られた時間の中で、確実に相手に伝えるにはどうしたらよいか?を真剣に考える事が準備。
つまり、Preperation = 準備が力強く、印象に残るプレゼンにする最も重要なポイントだという事です。
プレゼンをうまくなりたいと考える中、下手なプレゼンとは?どのようなものだろうかと考えていました。
しかし、このトレーニングを受けて、下手なプレゼンとは何か気がつきました。
下手なプレゼンとは、
伝えたい!という意思が感じられない
プレゼンです。
原稿に目を通しながらのプレゼン。
言わずもがなですよね。
「えー」とか「あのー」を連発するプレゼン。
これはプレゼンする内容を、思い出しながら話しているように聞こえます。
まさに準備不足!
伝えたい意思が伝わってきません。
PowerPointのスライドで伝えようとするプレゼン。
プレゼンはあくまで話す人が主役です。スライドの作成に時間を使いすぎて、肝心の伝えたい内容を煮詰める時間が無くなってしまっては、元も子もありません。
伝えたい内容をしっかりと練ること!こそが良いプレゼンを行う最も重要な課題だということでしょう。
これは私にとって、いまだに最も大切な教訓です。
ちなみに、私は仕事上プレゼンをする機会が多いため、様々なプレゼントレーニングを受けてきました。
数多のトレーニングの中で、誰にとっても役に立つと感じたものがあります。
それは、
「自分のプレゼンをビデオに撮って見返してみる」
というものです。
テーマはなんでもよいので、「5分間プレゼンを行っているところをビデオに撮って、自分で見る」という事をやります。
最初は、イケてない自分を見るのが地獄でした・・・。
スポーツでもビデオにとってフォームの悪いところを確認したりしますが、あれと同じようなもので、改善すべきポイントがわかって良かったです。
こちらは、日本の自動車業界のトップの皆様が次々に行うプレゼンを一度に見ることができる動画です。
皆様は、どなたのプレゼンが上手?あるいは下手だと思われたでしょうか・・・。
だんだん、だんだん。